前回の続きにはなりますが、今回の内容は前回の内容と比べても上級レベルだと思うのでもっと詳しく知りたい方のご参考になれば幸いです。
【目次】
⑤キャッシュコンバージョンサイクル:Cash Conversion Cycle とは
⑥在庫未払い日数 :Days Inventory Outstanding (DIO)とは
⑦未払い日数: Day payable outstanding (DPO)とは
⑧未払い日数: Days Sales Outstanding(DSO)とは
⑨純現金支出:Free Cash Flowとは
⑤キャッシュコンバージョンサイクル:Cash Conversion Cycle
CCC=(売り出した日+売上が振り込まれた日)ー支払日
キャッシュコンバージョンサイクル(CCC)は、資本が現金として自分の会社に振り込まれる前に、
他の製品の購入や、生産、販売をする過程でお金がかかる、あるいは自由に使えない時間のことを指します。
キャッシュコンバージョンサイクル(CCC)の日数を削減できると、資本をより上手く活用でき、キャッシュフローの値も向上します。
⑥在庫未払い日数 :Days Inventory Outstanding (DIO)
在庫未払い日数(DIO)は、資本が在庫として残っており、現金化するまでに何日かかるのかを表した日数である。
DIOを短縮すると、こちらもまた、運転資金の割合とキャッシュフローの値が向上します。
⑦未払い日数: Day payable outstanding (DPO)
未払い日数(DPO)は、サプライヤーへの支払いにかかる時間の長さを表します。
未払い日数( DPO)を拡張すると、運転資本とキャッシュフロー向上へ貢献できます。
⑧未払い日数: Days Sales Outstanding(DSO)
未払い日数(DSO)は、顧客からの支払いを受け取るのにかかる時間の長さです。
DSOを短縮できると、これもまた運転資本とキャッシュフローが向上します。
⑨純現金支出:Free Cash Flow
純現金支出(Free Cash Flow)が多いということは更なる投資や、負債の返済など、自由に使用できる金額が多いということ。
この金額が大きい会社はもちろん素晴らしい。
求め方としては、フリーキャッシュフローは、営業キャッシュフローと投資キャッシュフローを足した金額になる。
【公式】
フリーCF= 営業CF+投資CF
企業は主にフリーキャッシュフローを持つと、下記3つの使い方をする。
1.株主への配当金
2.更なる投資へ
3.借金の返済
今回はなかなか経営層が考えるような上級者向けの内容な気がしますが、自分の勉強のためにも記載してみました。
もちろん、今回も単語の意味を簡潔に記載しているだけなので、イメージを掴んでいただけると幸いです。
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